変化を嫌う日本人
アメリカは善悪は別にしてChangeのオバマを選んだ。日本人は変化を嫌う。殿様が好きである。昔から変わらず、天皇が君臨し、戦後政治は自民党が独占している。現実の自民党政治にNOを突き付けている人でも「自民党もダメになったが、民主党も頼りにならない」と評論家のようなことを言い、結局自民党政治がつづき、「日本の政治はだめだな~」とつぶやく。マスコミはご用済みとなった中曽根や小泉などを、野中や塩ジイなどを登場させ、訓示をもらって喜んでいる。あっちもダメ、こっちもダメ、では政治は変わらない。一度ひっくり返さないことには何も変わらない。明治維新は黒船にビックリして世界史の上でもまれなChangeをやった日本であるが、戦後の日本は敗戦によって世界に改造された民主主義にChangeした。ところが戦後の教育で民主主義は教えられたがそれは言葉の上で教えられただけである。実践教育が出来ていないので欧米民主主義は日本に根付いていない(欧米民主主義の善悪は別にして)。日本人は殿様が好きなのだ。誰か殿様を仕立て上げ、それについて行く。福沢諭吉は「天は人の上に人を作らず」と言った。彼には人の上の人(天皇)は人間にあらず、われら国民は天皇のもとに身分上げの差別なく、教育によって職業選択の自由あり、とのたまった。つまり、一般市民は殿様のもとに平等社会を築きあげようとしたのかな。急に浮上してきた世襲議員の問題。議員というのも一種の殿様である。選挙区を昔の藩に置き換えればよく分るだろう。最近の例でいえば小渕優子である。殿様(恵三)が死んだので娘が後を継ぐと。政治家として娘を政界に送るのではなく、小渕なら誰でもよい、市民(後援会)は娘を殿様に担ぎあげ、わが藩は安泰だ!!!
わたしはこれを殿様民主主義という。
無責任な評論家は民主党にもっと未来を見据えた政策提案を要求している。選挙は政策だ、と。そうではない。政治は人である。政策で政治が変わるのではない。例えば官僚の天下り禁止令、高速料金の廃止や値下げ、同じ政策をやっても自民党がやるのと民主党がやるのとでは大きく変わるのだ。アメリカはオバマは何か良い政策を掲げたか。そうではない、ただChangeを叫んだのだ。
残念ながら日本人はテレビ報道で大きく行動を変える。豚インフル騒ぎ、前回の小泉郵政選挙、を見れば日本人はなんと情報操作に弱い人間だろうと思わざるを得ない。北朝鮮は国民がマインドコントロールされている、と日本人は言うが、自らがいかにテレビにマインドコントロールされているかを考えたこともない。
温度コントロールは設定値に近ずくのに一度オーバーし、次にアンダーになり、これを繰り返し設定値に近づく。政治も自民党から民主党に行って少しオーバーし、また自民党に戻ってアンダーとなり、国民の支持する設定値に近づく。
政治は人である。政策ではない。政策は人が考える。
日本人よ、Changeする勇気を持て!!
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