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2012年9月22日 (土)

唐辛子さんにモノ申す:日中問題について

「辛子IN日本」のタイトルで中国語のブログを書いているという唐辛子さんは朝日新聞(9月20日)で次のように主張している。

尖閣問題で「日中友好などという官製の友好は止めよう。現状は反友好ではないか。友好を捨てて理解する事から始めよう」と。

これは中国人に都合のよい主張である。

日本人は中国を理解し、友好を貫いている。現在の日中関係の悪化は中国の社会体制に起因する。理解するには真実を学ばなければならない。中国人が真の歴史の真実を学べる体制にあるか。共産党の一党独裁、国で進めている反日教育、これで中国人が真の日本を学べるか。数年前、反日教育を受けた中国人女性に会った。何を話しても教えられた反日教育に疑問を感ずる態度は一つもない。桜の木も元をたどれば中国の物だと言い張る。また、中国人の知人に招待されて大連に行った時、ついでに知人の実家を訪問した。父親は「現在の中国はどうなっているか」と俺に聞いてきた。「中国の実情は中国に居てはわからないから」と。テレビや新聞でも中国の真の実情は知りえないことを知っているのだ。

政府に都合の悪いブログは削除される。日本の実情も知らないが、特に中国の真相も知らない。ワイルドスワン、マオ(誰も知らなかった毛沢東)、中国農民調査(以上、日本語題名)など、中国で一般に手に入るのか。日本では教科書で習わなくてもどんな本も手に入る。日本人は中国はどんな国か知ることができる。一方中国人は生まれたときから反日教育を叩き込まれて、学校で教えられた物と矛盾するような本は手に入らない。これで日本を理解する事が出来るか。今回も既に日本の書籍の発売が禁止されている。政府は禁止を指示していないとも伝えられているが、調子に乗って発売したら大目玉を食うのが分かっているから自主的にやっている、ということかも知れない。実態としては同じである。

もし、唐辛子氏が主張することを実行に移す気があるのであればまず、アナタが大学の図書館にいろんな本を送れ。中国で発売禁止になっている本を寄贈せよ。日本人も協力する人は多いだろう。テレビや新聞、ネットは政府の支配下にあるからそこから情報を得るのは不可能であろう。現在の状況を日中同じだと考えているのなら、そもそも貴女の考えは偏見に満ちている。中国人は自分たちの社会が自由にものが言える社会かどうか考えてみるべきだ。

「日中が相互理解をすることから始めよう」という主張はナンセンスである。すでに日本人は中国人がいかなる民族か、共産党に支配されて自由にものを考えられない、物が言えない状態にあることを知っている。海外に住む中国人は何百万人もいる。彼らはみんな知っているはずだ。日本にいる中国人も大勢いる。私の職場にもたくさん居た。でも政治問題を討論することを彼らは避けている。彼らの脳裏に天安門事件がある。文化大革命がある。国外の中国人は自分が見た世界の真実を、世界が見る中国感を中国に居る中国人に教えてやる事から始めよ。中国は「歴史の一時期日本が中国を侵略した」と抗議している。清朝は女真族が漢族を300年に渡って支配したのではないか。現在は新疆ウイグルやチベットを侵略支配しているのは中国だ。われわれ日本人から考えればそういうことだ。中国は清朝の最大領域を中国領土と主張している。元の時代はもっと大きかった。その論理が通るなら日本の最大領域は満洲からアリュウシャン列島にも広がることになる。

唐辛子さん、貴女のブログは中国語だからどんなことを中国人に書き送っているかは分らない。あなたの主張を認めるのは朝日新聞のような「朝日新聞的インテリゲンチャ」だけだ。ご不満があればいつでも議論しようではないか。ただし、貴女が自由にものが言える人間であるならば。

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