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2020年5月14日 (木)

不気味な公明党:着々と権力に近づく

検察庁法改正案をめぐり国会が紛糾している。こんな時、公明党は何をしているのか。常にだんまりを決め込んでいる。国会はあたかも自民党と野党しかいないように見える。自民党はいつものように野党から質問攻めにあう。野党の攻撃は公明党には向かわない。黙っているから。ジッと成り行きを見ている。野党に分があると思った時、自民党に落としどころを伝える。こうして、支持団体の創価学会はオルグ(これは左翼のことばだったかな)を使って、「公明党がいたから自民党の暴走が止められた」と説明して歩く。まことにすばらしい戦略である。

 

安全保障のときもそうだった。我が家にやってきて「公明党がいたから自民党の暴走が止められた」と理路整然と説明した。優秀なオルグなんだろう。若い女性だったが。

 

俺は言う、「公明党が賛成しなければつぶれていたんだよ」

 

今回も同じパターンである。識者も国民も多くの人が反対している。しかし、公明党は黙っている。法案に賛成するということだろう。でも、いよいよ危ないと感ずればどこかで妥協案を出してくるだろう。そして、公明党がいたからうまく行ったと宣伝するだろう。

 

自公で与党を組んでから、与党のうまみを知った公明党はもう野党には戻れない。安倍首相がくたびれてきて政権を投げ出したら、後を継ぐ人材を見いだせないと公明党の首相が誕生するかもしれない、との声もあるという。池田大作が喜ぶであろう。公明党を立ち上げた最大の目的が達成されるかもしれないから。

 

森友事件でも公明党は動かなかった。大阪市議会、府議会でも充分対応できる勢力を持っていたのに、国交大臣もいたのに、正義の味方にはならなかった。桜を見る会でも動かなかった。動いたのは消費税10%。公明党のおかげでややこしい特例がまかり通った。特例がややこしくなればなるほど、支持母体の創価学会が儲かるからだ。ややこしい仕組みはみんな丁寧に学会員が説明してくれるから。与党であるから一番よく知っている。一般国民が理解できないことも。

 

安倍内閣の下ではすべての問題法案は説明責任も果たさずに、官僚答弁書を棒読みするだけで野党の質問に対応し、不安定な大臣には答弁させないまま質疑打ち切りで国会通過。これができるのは公明党がいるからだ。

 

検察庁法改正案に対する公明党の公式態度は表明されていないようであるが、一部議員によれば安倍政権と同じ考えを示しているようだ。つまり、検察庁も同じ公務員だから、もう数年前から予定されていたものでコロナのどさくさに紛れて提出されたものではない、と。

 

数年前から準備されていたものならば、なぜコロナで忙しい、こんな時に急いで提出しなければならないものではないだろう。なぜ法務委員会で議論しない、なぜ法務大臣が答弁に立たない。この法案には問題点が山積している。

 

不純な設問には答えていない。ジッと安倍内閣が弱るのを待っている。これが公明党の態度である。このままでは安倍政権の最後の課題、憲法改正に対しても公明党の取る態度は決まっている。

 

こうやって安倍政権の下で、宗教政党公明党が着々と権力を握りつつある。不気味である。

 

 

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