« 医療機関の充実こそが最良のコロナ対策だ:GO-TO予算を医療に | トップページ | 国民よ遠藤薫の「香港問題の真相」を読んでみよう:それから中国への対応を考えよ! »

2020年7月27日 (月)

「日本の原爆」著者に問う

太平洋戦争で米国は日本に2個の原爆を投下した。では敗戦国の日本やドイツでの原発製造はどうなっていたか。アメリカ側から見た「なぜ、ナチスは原爆製造に失敗したか」「成功していた日本の原爆実験」は以前に読んでみた。そこで日本人が書いた日本の原爆製造の本を読んでみた。著者の保阪正泰の集大成ともいうべきこの本は興味深く私にとっても関係者の中に武谷三男や坂田民雄の名前があって、身近に感じた。

ところで、米国側の調書から成る「成功していた日本の原爆実験」という本には以下の記述がある。(以前に読んだ本で手元にないので正確ではないかもしれないが)

***

私のめもによると:

アメリカ側の調査によると日本領の朝鮮で原爆製造が試みられ、初歩の実験があった。

北朝鮮興南市、日本軍が1945年に原爆実験をやった場所。

ここには豊富な電力(水力発電)があった。

野口遵:日本窒素、旭化成、積水化学工業、積水ハウス、の創業者。興南市に巨大水力発電を作り、ウランの抽出、精製、などで日本軍に協力し、原爆製造に関与した。

ドイツからウランを購入(ただし日本には届かなかった)

日本の敗戦後、日本の原爆製造の技術を重く見て、ソ連軍が侵入し、米軍に回収されないうちに日本軍の原爆に使用した設備をすべて回収した。これが南北朝鮮の分画の原因になった、というような印象だった。

***

そこで保阪正泰氏に問いたいのだ。朝鮮におけるこのような原爆製造実験については何も語られていない。日本本土で行われたものでないから省いたのか。それとも米軍側の調査は間違っていたのか。この本は参考文献の中に見出せなかったが読んでいないのか。

東京裁判で仁科芳雄が不利にならないように配慮したのか。ハイゼンベルグがナチスの責任をを負わなかったように。

日本の原爆製造の全容を解明するのであれば、朝鮮を舞台にした原爆製造に関する記述も必要だ、と思われるのだが。確か、仁科芳雄博士もそこに足を運んだと書いてあったような気がしたが。

|

« 医療機関の充実こそが最良のコロナ対策だ:GO-TO予算を医療に | トップページ | 国民よ遠藤薫の「香港問題の真相」を読んでみよう:それから中国への対応を考えよ! »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 医療機関の充実こそが最良のコロナ対策だ:GO-TO予算を医療に | トップページ | 国民よ遠藤薫の「香港問題の真相」を読んでみよう:それから中国への対応を考えよ! »